あれ?!起き上がれない・・・!?それ「もう限界!」のサインです。

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それ、『もう限界!』のサインです

「あれ?!力が入らない・・・。」

どうにもこうにも力が入らず、目覚ましアラームを止めるのも、ひと苦労。
布団から起き上がれず、白い天井をみつめるばかり。

「お弁当をつくらなきゃ。
 起きない子供も起こさなきゃ。
 それに何より今日は期限の迫る仕事も片付けないと・・・。
 絶対に仕事は休めない!」

なんて内心大焦り。

なのに、どうにも力が入らない、起き上がれない。

「私、どうしちゃったの?!」

はい、それは「もう限界!」のサインです。

思っている以上に相当ダメージを受けています。

そんな時は白旗しろはだをあげてください。
自分自身に。

目の前の、もっともらしい「やらなければならないこと」よりも優先順位は高いのです。間違いなく。

白旗を挙げる勇気が持てたら、下記の1から5を試してみてください。

1だけも十分に効果があります。

  1. まずは眠る
  2. 体を伸ばす
  3. 深呼吸する
  4. 自然に触れる
  5. 好きな場所で好きに過ごす

さぁ、1~5を試してみよう!!

1.まずは眠る

UnsplashGregory Pappasが撮影した写真

起き上がれないということは、体をコントロールできない段階まで疲労ひろう蓄積ちくせつされている証。

母はね、とにかく頑張ってる。
出産してからず~っと。本当に頑張ってる。

だって、できてます?

「体の芯が温まるくらい湯船にしっかり浸かってリラックス。」

「一切邪魔されずに惰眠だみんむさぼる。」

「時間を気にせず趣味に没頭ぼっとう。」

「好きな時に出かけて、好きな時に帰ってくる。」

「上げぜん ぜん

ね、こんな時間を持つことはなかなか叶わない。

だから、まずは体と脳を休ませてあげましょう。

部屋のカーテンはしっかり閉めて暗くして。
ただひたすらにぐ~っと睡眠の世界に沈んでいってください。

目を覚ました時、眩しすぎてわずらわしく思えていた太陽の光が、柔らかく心地よい光に感じられたら成功です。(まだなら、もうひと眠りしましょう。)

体が回復すると徐々に心も元気になってきます。


光をシャットダウンしてくれる黒のアイマスク。しかも、シルクなので肌触り抜群です。シルクは肌もキレイにしてくれるしお気に入りです。

2.体を伸ばす

1の眠りの時間を十分にとったら、次は体を伸ばしましょう。

胸の辺り、息苦しくなっていませんか?息、ちゃんとできていますか?

物を取るのにかがんだら、「イデデデデデデっ!」体のあちこち、痛くないですか。
体に油をさしたくなるような、ギチギチ、ガチガチ感。

体が凝り固まっていると、呼吸も十分にできません。

血液の流れも滞って老廃物ろうはいぶつの排出もうまくなされません。

体の冷えもひどくなります。

Belloso & Herchen GbRによるPixabayからの画像

だからぐぐ~っと伸びてみましょう。
できればお風呂で温まってからの方がいいけれど、なかなかそれも難しいですものね。

だから、少しずつ。少しづつですよ。
息をす~っと吐きながら。ゆっくりゆっくり伸びる。

痛きもちぃ~。

今度は息をゆっくり吸いながら元に戻る。ゆっくり、ゆっくり。

体の動きが少しずつなめらかに、縮こまっていた体が少し解放されたような感覚を覚えるはずです。

3.深呼吸する

『人間は酸素がないと生きていけない。』

息を止めると苦しくなる。
だから、たとえ酸素という言葉を知らない小さな子でも当たり前に知っていることですよね。

でも、具体的になぜ酸素がないと生きていけないのか?

Alfonso CerezoによるPixabayからの画像

その答えは、エネルギーを作り出すには「酸素」がいるから。
つまり酸素がないとエネルギーが作り出せないから生きていけなくなるのです。

毎日時間に追われながら必死に頑張って生きていると、どうしても呼吸が浅くなってしまいます。だから、ね、取り込んであげましょう。

お疲れの体をいやしたら、今度はエネルギーを作り出してあげましょう。

体が伸びて少し軽くなったら、今度はあぐらなどの楽な体勢で座りましょう。

そして目をつむって口を細く小さく開けて息を吐きましょう。

息を吐ききったら、今度は鼻から細く長く息を吸い込みましょう。

胸へ、そして体全体に酸素を送り込んでいく感じで。

そして吸えるだけ吸ったら5秒ほど息を止め、また静かに少しずつ吐き出していきましょう。

何度か繰り返すうちに胸が開くのを感じられるようになるはずです。

4.自然に触れる

普段のんびりと自然の中で過ごせていますか?

屋内でお仕事している人は基本的に1週間のうち5日間はろくに自然に触れないまま過ごしているかもしれませんね。

私が以前働いていた、ある会社は倉庫内のお仕事。窓のない薄暗い事務所で、空気の出入りもあまりないような職場でした。

みんな何だか陰気な表情。苛立っている人がとても多かったです。

今の会社も大きな窓はあるけれど、私のデスクは背中側に窓がくる場所。振り返らない限り、1日中パソコンの画面しか見ていません。

1日の時間の移ろいも感じないままパソコンに向かい、外を見ると夕暮れ時。
冬は真っ暗です。

先日子どもと一緒に近くの自然豊かな公園にいってきました。

4本の杉の木に四角いネットがつけられ、まるで大きなハンモックのよう。

JoeによるPixabayからの画像

そこに寝転がって見上げれば、木々の間から青い空が見え、風に勢いよく押される雲が流れていきます。

風に揺れる木々がざわめき、

外れかかった木の名札が風に振り回されてカンカンカンカン!

何の鳥の鳴き声か「チュアチュアチュアチュア~」。

カラスが間の抜けた声で「クワァ~、クワァ~」。

家に帰って、なにげなく鏡をみて驚きました。

眉間みけんのシワが薄くなってる?!

正面から。横から。斜めから確認。
やっぱり薄くなってる!!

それまでクリームを使って何度もマッサージしたのに薄くならなかったシワが。
たった数時間自然の中で過ごしただけで。

『そんなにゆるんでたの?私。』

これ、眉間のシワだけではなかったと思いませんか?体全体が緩められていた。

人間はそもそも自然の生き物ですものね。

自然のパワーをひしひしと感じた出来事でした。

5.好きな場所で好きに過ごす

自然の中で過ごすのも良いですが、自分の好きな空間で過ごすのも
大きなリラックス効果が得られておすすめです。

私にとってのそんな場所は『らんぷ』という珈琲店。

明治時代の建物を思わせる内装でありながらモダンな雰囲気のお店で、
店内に流れるバロック音楽がとても心地よいお店です。

静かな空間に身を置きリラックスしたい時はもちろん、自分とじっくり向き合い、考えごとをしたいときにもピッタリ。

チョコレートソースのかかったホイップクリームが豪華にのった珈琲もまた
自分をいたわり、力をくれる一杯です。

お店を後にする頃には大きな満足感で胸が満たされています。

自分の『好き』は自分自身にこんなにもエネルギーをくれるものなんだということ、そして自分をもっといたわってあげて良いんだと実感できるはすですよ。

lisa runnelsによるPixabayからの画像

自分が休んでも仕事はまわる

「いやいや、そもそも仕事を休めないから」と思っている方、きっといらっしゃいますよね?

私もそういうタイプですから。そのお気持ちよくわかります。

実は私も、かつてどうにも起き上がれない日があったんですよ。

それは転職して間もない時期で、有休もまだフルで頂けていない頃でした。

今後子どものことで休まなくてはいけなくなるかもしれないし「絶対に休めない。」そう思って時間がかかりながらも、無理やり起き上がって出社しました。

新しい職場で新しい仕事を覚えて、一人でこなしていかなくてはいけない。
いっぱい、いっぱいの状態でした。

でも上司は無関心。先輩も言いたいことをバンバン言ってくるしで、
精神的にも結構参っていました。

お昼過ぎに仕事の目途がついた、そう思った途端。私の中で「もう無理だ・・・」の声が。

そして上司と先輩に向かって「急で大変申し訳ないのですが、明日お休みさせて頂けませんか?」と
思わず言ってしまったんです。

今思えば上司も先輩もちょっと驚いたような表情をしていました。

『突然・急に・ぽろり』で、多分様子が普通ではなかったのでしょうね。すんなり「ど、どうぞ」でした。

休んでみた結果 — 思わぬ効果&気づき

翌日は娘を保育園へ送っていった後、部屋を暗くして、ひたすら眠りました。自然に目が覚めるまで。
(※さすがに子どものお迎えに遅れるわけにいかないのでお迎えに間に合うよう念のためアラームはかけておきましたけど・・・)

そして目が覚め、お腹を満たした後は、娘を迎えに行く時間まで、久しぶりの読書を楽しんで過ごしました。

Ina HallによるPixabayからの画像

そうしたら、驚きでした。
娘には優しく余裕をもって接することができたんです。


その上、翌日も元気溌剌はつらつ、前向きに過ごせたのはもちろん、仕事もサクサクはかどって、とても気分が良かったです。

だからこそ、なかなか起き上がれないその日が無理でも、翌日はぜひ正々堂々とお休みを取っていただきたいです。

当日急に休むと、外で会社の人にばったり会わないか、心配で出かけられなくなってしまいますけど、有休ならビクビクしする必要もなく好きに過ごせますしね。

40年近く生きてきて、「有休を取れば自分の気持ちのおもむくままに自由に過ごせるんだ」とやっとこさ気付けた経験でもありました。

私たち、もう少し気楽に、自分に優しく生きられるようになりたいですね。

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